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わかやまハイキングクラブは自然に親しみ愛する仲間たちのです。

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〒640-8390 和歌山市有本

  黒 木 谷

実施日 2018年5月12日(土) 例会
リーダー H・M 参加 2人 ランク B
コース 大塔村安川林道法師山登山口駐車点 9:00・・・黒木谷沢入渓・・・沢登り終了点13:30・・・
    法師山登山道出合13:50・・・大塔村安川林道法師山登山口駐車点下山14:50

この時期、まだ沢は寒いと思ったのか参加希望者が無かったが、登ってみたい沢であったので二人で入渓する事にした。法師山登山口までは舗装され、道は狭いもののスムーズに進む。登山口から先は荒れた林道、堰堤近くの広場に車を駐車し地図を頼りに500mほど歩き、入渓場所の黒木谷を慎重に探す。  
ここで間違って違う谷筋に入ればとんでもないところに行くことなる。
安川の本流に降りるまでは急坂、早速懸垂下降で黒木谷と本流の合流点に降りる。
 黒木谷に入るとすぐ斜爆があり、しばらくは自然林に囲まれた谷筋を進む。やがて前方に11m滝が現れる。ここは少し手前から高巻く、立木をつかみながら急登を四駆状態で登るが沢靴が落ちた枯葉で滑り非常に疲れる。やっとの思いで登って、急斜面を懸垂下降を繰り返しながら滝の上部へ降りていく。  途中、小滝や三段20m程度の斜爆があるが容易に乗り越える事が出来る。沢は水が岩盤を流れるれ連瀑状になりその奥に大滝が現れる。大岩盤が行く手に立ちはだかる。中央に懸かる大滝は高さ46m、光を受けてしぶきが白く輝いている。滝の両岸は岩壁がそばたち取り付くルートはない。 ここも少し手前から左側の急登尾根を高巻する、今日は高巻に苦労させられる一日となる。 谷に戻ると、今度はゴーロ帯に変わり水もなくなるが浮石が多く注意しないと足を取られる。 再び岩が苔むして来ると水が流れるようになり連瀑状の斜爆を登って行くと56mの斜爆の前にでる。今日の沢登りはここまで、靴を履き替え右側の杉林を駆け上がる。ここも急登、途中から足が悲鳴を上げてきた。立休憩しながやっとの思いで北東尾根の稜線に出る。法師山への登頂はまたの機会とし、帰りは満開の石楠花の彩る尾根道を下る。 登山口の真っ赤に錆びた、今にも切れそうなつり橋の針金をつかみながら渡るとスグ車道にでる。
黒木谷の沢は難しくはないが、高巻の登下降に注意しないとトラブルにつながる恐れがある。
                                       HM記
   

        

   

         

   

            

  

 

            

  


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