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わかやまハイキングクラブは自然に親しに山楽しむ仲間たちの会です。

TEL.

〒640-8390 和歌山市有本

 世界自然遺産 小笠原諸島父島・母島

実施日 2017年4月1日(土)~4月6日(木) 例会
リーダー I・A 参加12人 ランク;A
日 程 
 4月1日 和歌山5:20==関西空港7:00~✈~8:10羽田=モノレール=浜松町・・・竹芝桟橋11:00出港~(おがさはら丸船中泊)~
 4月2日 ~11:00父島二見港12:00~~14:00母島港…宿 鮫崎展望台へ散策、宿(アイランドリゾート母島ナンブ泊) 
 4月3日 乳房山ハイキング、宿7:15…第2休憩所9:35休憩所…10:25乳房山(463m)10:40…剣先山見張所12:30…13:00下山。港14:00出港~~16:15父島港…宿(ビーチコマ泊)19:00~8名がナイトツアー参加
 4月4日 父島ハイキング、宿7:00==躑躅山登山口8:00・・・つつじ山(299m)手前9:25・・・衝立山11:50ハートロック12:50…13:40ガジュマルの家14:00…15:30下山==16:05宿(連泊)
 4月5日 ボートツアー4名と歴史自然散策8名に分かれ観光
   ・ボートツアー;宿7:45--8:30出港~~9:26南島上陸(島内散策)~~ホエールウオッチング~~12:27帰港、昼食と買い物・歴史自然散策ツアー;宿8:45…11:45港着、昼食と買い物14:45全員父島二見港集合、乗船、15:30おがさはら丸、二見港出港~~船中泊~
 4月6日 東京竹芝桟橋15:15ーー羽田18:30ーー19:55関西空港20:40==21:20和歌山着

 早朝から出発し飛行機を利用するも、東京竹芝桟橋まで5時間、船で1000kmの離島に着くまで24時間の時間を掛けてやっと父島へ到着。直ぐに船を乗り換えて2時間で母島到着。太平洋で11000トンの船では結構な振れがあり、船内で歩くのには真っ直ぐに歩けない。
 海洋島であるが故に海を越えて辿り着いた生き物が多くの植物、虫、貝類の固有種がみられ、自然が残されたまま。ワダンノキ、マルハチ、タコノキ、ムニンヒメツバキ、シマホルトノキ、オガサハラオオコオモリ、カタマイマイ、メグロ他・・・
 大陸からの侵入を防ぐ為に乗船には靴の洗浄は欠かさない。登山口でも水洗浄と酢で消毒と念が入っている。
 母島の乳房山ハイク、父島の躑躅山(山頂へは登山禁止の為巻道)からハートロックへのハイキングも歩き易い上に今回現地ガイドの案内もあって父島、母島、南島の自然を十分に堪能できた。
 オプションツアーでナイトツアーは島固有種のオガサハラコウモリや小港海岸でオカヤドカリ、スナガニ探しや万点の星空を楽しみ、父島・歴史自然散策ツアーでは父島島内の自然・歴史散策。又、半日ボートツアーでは日本でオガサハラ南島にしかないというボニンブルーと言われる海の色。すごく綺麗で大感動!!
 雨が少なく入浴もシャワーで節水する程で、空気が乾燥し好天だが暑く感じなくて快い山行が出来た。
   
おがさはら丸、11000トン、2016年7月就航
 
   
ははじま丸、499トン、2016年7月就航
   
亜熱帯の母島の海岸
   
世界中で母島列島にしか生息しないメグロ
   
小笠原固有種のタコノキ(乳房山で)
   
ガジュマルの木。小笠原は固有種の宝庫
   
つつじ山から望む小笠原ならではの海岸線
   
80代とは思えない健脚のお二人
   
不思議な模様の木
   
上の木が枯れた状態
   
つつじ山には太平洋戦争時の塹壕が山の各所に残っている。
   
小型ボートに乗り換えて南島へ向かう
   
美しい入り江は小笠原一の絶景(南島で)
  
胸ビレで激しく海面を叩くザトウクジラ(ここで子育て)
  
島を離れる人たちを出向前に勇壮な太鼓でお見送り
  
十数隻の船で港出口近くまで別れを惜しんで見送ってくれました

又、出航時の見送りも大掛かり。ガイド関係者が太鼓をたたき、10数隻ほどの船が、おがさはら丸に追尾したのち、男女問わず海に飛び込み別れを告げる。公務員や学校の先生の転勤の見送りかも知れないが?島民の温かさが心に沁みた。今回の山行で母島から父島への航路で波が高く何人か船酔いしたのみで事故なく、又 ツアーを利用したが当会のみの企画で相互に体力等を把握しているために和やかな山行でした。


バナースペース

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