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和歌山県勤労者山岳連盟加盟 わかやまハイキングクラブは自然に親しみ楽しく安全な登山をする仲間たちの会です。

TEL.

〒640-8390 和歌山市有本

 釈迦ヶ岳

実施日 2020年1月19日(日) 例会
リーダー H・M 参加 9人 ランク B下

京奈和道>かつらぎ西SA6:00==五條IC==R168==旭ダム===10:00登山口から約10km手前で(駐車)1030・・・12:50登山口(昼食)13:10・・・釈迦ヶ岳方面に約30分進み引き返す・・・登山口14:
20に戻る・・登山口から約10kmの駐車場所へ・・15:50===ふれあい交流館にて救援車と合流19:20===<往路同道>===かつらぎ西SA 20:00解散 

アクシデントだらけの雪中登山 イン釈迦ヶ岳。 最初から最後までアクシデントの連続、誰もケガ無くよい訓練になりました。 みなさん装備品は大事ですよ。忘れず山に持って来て下さいね。役に立ちますよ。
その1)落石・倒木により途中の道路封鎖を撤去 登山口直前約15km付近でした。気づくと道路一面に大小の落石と直径約50cmの大木の倒木あり。全く道路を封鎖して車が走行できない。全員唖然とする。しかし、リーダーの指示のもと全員でちからを合わせて撤去を試みる。大木の倒木撤去に役にたったのがシュリンゲとカラビナ。倒木にシュリンゲを巻き付け全員ちからあわせて谷に引き落とす。落石は手で撤去。など約1時間掛けてようやく車を通過させることが出来た。やればできるものです

 
みんなで倒木の除去
その2)路面凍結で車スリップ。
2台ともスタッドレスタイヤ装着していたがその後約3kmほど進んだ付近で「雪のためチェーン装着必要あり」と判断して停車。その後ろの2台目が停車したところが完全路面凍結箇所。停車した途端後方の山側にスリップ始めどうすることも出来ず崖に接触し車体の一部損傷。降りてみると足元はつるつる。歩くことも出来ず。同乗していたメンバーは下車しアイゼンをはめてようやく凍結道路を歩ける状態。そこでアイゼンが役に立つ。車はスタッドレスタイヤにチェーンを装着して先に進む。

その3)雪多く車走行不能
先に進んだもののだんだん積雪量が増えて普通車では走行不能と判断。路肩に車を置いて登山口まで残り約10kmをアイゼンをはめて歩いて登ることに決定。そこから2.5時間かかりました。けっこう長かったので全員おなかペコペコで登山口に到着。あたり一面銀世界。とてもきれいでした。
熊出没注意の看板にどっきりしつつ登山口にて昼食を食べる。
計画より時間が遅くなったため釈迦ヶ岳登頂は断念したものの登山口より約30分先に進み稜線まで行く。遠くの釈迦ヶ岳を写真に収め帰路に。登山口に戻り道路をワカンを装着して歩いて車のところまで戻る。ワカンも役に立ちました。



林道を登山口に向け歩く
 


登山口にある」トイレ



稜線からの雪景色

稜線から大日岳



帰りの林道

駐車点まで戻った

その4)タイヤパンクと救援依頼
ようやく車に戻りあとは温泉に入るだけ、ルンルン気分で走行していると1台目の右後輪がパンク。 どうも落石によりタイヤ側面がパンクした模様。救援依頼しようも山中のためケイタイ電話は通話不能。やむなくバンク車に5人残し、走行可能な2台目で携帯電話通話可能なところまで約1時間走行し下山。ようやく通話可能。しかし、山深い為スペアタイヤ手配を断念。和歌山のメンバーに急遽、車一台で参加者4名の救援依頼し約1時間半後に駆けつけてもらう。パンク車は山に残しやっと家路に着くことが出来ました。その際、緊急連絡先とヘッドライトも役に立ち
それとやっぱりスペアタイヤと携帯電話のバッテリーは必要だなと感じましたね。
いろいろありましたが装備品の大切さもおおいに感じつつ 久々のたくさんの積雪に出会いたっぷり雪中登山を楽しめました。
                                    H記
 


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