本文へスキップ

新しい視点で○○○を活動する 

HEADLINEわかやまハイキングクラブ

槍ヶ岳

実施日 2016年7月22日(金)〜26日(火) 例会
リーダー K・M 参加;6名 ランク;C
コース 22日(金)和歌山21:00==平湯温泉で仮眠

23日(土)アカンダナ駐車場06:20==06:50上高地バス
  ターミナル07:00・・・明神08:15・・・徳沢09:00・・・10:30
  横尾山荘10:45・・・12:30槍沢ロッジ(泊)

小雨の中、アカンダナ駐車場を6時20分バスで出発、上高地に着くと雨は全く降っていない。雲が若干あるものの青空が出ており雨の心配はなさそうである。 上高地から横尾までほぼ平坦な広い道でハイキングコースになっていて、大勢の観光客でにぎわっていた。 横尾から先になって、ようやく登山道らしくなる。

       明神まで梓川右岸の木道を歩く

 登山道は水のきれいな梓川と、並走し又新緑のなか爽
 やかな風が吹いており歩いていてもあまり暑さを感じな
 い。小さな水力発電所を過ぎると、槍沢小屋はすぐ先に
 ある。予定よりも二時間早く到着した

24日(日)槍沢ロッジ05:00・・・大曲06:00・・・天狗原分岐
  07:00・・・グリーンバンド08:10・・・殺生ヒュッ0910・・・
  10:10槍ヶ岳山荘10:30・・・10:50槍ヶ岳山頂11:20・・・
  槍ヶ岳山荘11:40(泊)

 朝5時出発予定で4時半過ぎに外に出ると、木々の間か ら真っ赤に朝焼けした槍の穂先が見えた、
   
          槍沢ロッジから
 天気も良く今日の登頂にワクワクしてきた。まだ日が差さない木々の茂っている谷間を歩くと、ひんやりとした朝の空気と一緒になって気持ちがいい。大曲、天狗原分岐を過ぎても槍の穂先が見えない。この当たりに来ると木々も低なり、日陰もなく日差しを全身に受けながら夏山道を歩く。(例年なら雪渓が残っているが、今年はほとんど溶けていた。)
 グリーンバンドと呼ばれる樹林帯を過ぎると、真青の空に
 槍ヶ岳の雄大な姿を見せてくれた。
    槍が見えた
 目標が見えると疲れていても、気分的にも随分と違ってく る。ここからは急登と岩場の連続、右に左にとつづら折りに登山道を登っていく。「一歩、一歩」進めばいつか着くと思いながら重たい足を進めた。

      殺生ヒュッテ
やっとの思いで槍ヶ岳小屋に到着。 一休みして、ガス
が出てくる前に槍の穂先にアタックする事にした。上り、下りはペンキ書きされており間違うことはない。三点確保で鎖場、梯子等の手足をかける場所場所を確認しながら慎重に登頂。

       槍の穂先に登る途中

 

山頂はあまり広くはないが360度絶景が広がっている。
所どころガスがかかっていて遠望できない方向もあるが常念岳、穂高方面の山々がよく見える。

名残惜しいが記念写真を撮って20分位で下山開始。

    慎重に下山

        槍ヶ岳山荘から
穂先から下り小屋の前のテラスで目の前にそびえる槍ヶ岳や北アルプスの山々を眺めながらビールでカンパーイ!!。  この感激は何とも言えない。

25日(月)槍ヶ岳山荘05:00・・・千丈沢乗越05:40・・・硫黄
  乗越08:30・・・樅沢岳09:20・・・10:00双六小1015・・・
  弓折乗越11:30・・・12:30鏡平山荘12:45・・・シシウドガ
  原13:30・・・小池新道登山口16:00・・・16:50わさび平小
  屋16:30・・・林道入り口ゲート17:30===18:00新穂
  高温泉「民宿 たきざわ」(泊)

 槍ヶ岳頂上には大勢の登山者、又登頂を目指す人々の
 ヘッドランプが輝いている。 我々もテラスから東の空が
 朝焼けに染まりだした後、輝く光線と共に顔を出した日の
 出に一同感動!!

  朝日の昇る直前の槍ヶ岳

              ご来光
 今日は西鎌尾根から双六岳に向けて稜線を歩き、山荘
 から千丈乗越までは急な下り、滑らないよう注意しながら
 降りていく。

 西鎌尾根を下る

 槍と下りてきた西鎌尾根をバックに


西鎌尾根の稜線から段々と小さくなっていく槍ヶ岳と360度広がる北アルプスの眺望、高山植物を楽しみながら双六小屋を目指す。西鎌尾根は特に危険な個所もなく又出会う登山者も少なく順 調に樅沢岳に着く。この頃になるとガスが出始め遠望が出来なくなってきた。雨の心配はないが双六岳はガスで真っ白、 登頂はあきらめた。 


明日の天気予報は雨、鏡平小屋に泊まる計画であったが明日のことを考え、時間的にも余裕があったので新穂高温泉まで一気に降りる事にした。 (翌日は大雨、下山して良かった。)鏡平からの小池新道はほとんどが石畳、滑りにくい石ではあるが足に負担のかかる登山道である。途中、小雨がパラつき雨具を着用したが大した雨にならず17時半頃新穂高の林道入口ゲートに到着。

 ゲートからは今夜泊まる民宿の車で移動。温泉に入り、
 この三日間の疲れを癒した後、怪我なく無事下山出来た
 事に感謝して乾杯!お疲れさんでした。
 特に最終日は12時間半の長距離移動、リーダーの指示
 に従ってくれたメンバーのみんな、ありがとう。

26日 朝食後アカンダナ駐車場へ車を取りに行き、一路
 和歌山へ向かう。
 新穂高温泉10:00===アカンダナ駐車場==17:00
 和歌山着