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わかやまハイキングクラブは自然に親しみ愛する仲間たちのです。

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〒640-8390 和歌山市有本

  最初ヶ峰

山行日 2019年4月2日(火)例会
リーダー H・M 参加 10人 ランク A上
コース JR打田駅・・・東田中神社・・・西行法師像・・・西行法師誕生の地・・・百合山登山口・・・三十六番札所・・・最初カ峰・・・御滝雌滝・・・三船神社・・・桃源郷・・・JR下井坂駅
打田駅にて体操をすませ出発。 今日のコースは車道が多いので交通安全に気をつけて歩きます。
ちょうど桜や桃の花が満開に近く、道端のスミレやレンギョウ・タンポポなどの花を眺めながらの歴史巡りです。途中でウグイスの鳴き声を聞いたり、ミツバ・ワラビ・セリ・イタドリの山菜採りもでき、ジェラートも食べられました。 以下、このコースの主な見どころを紹介します。     @   東田中神社:もとは山王権現社で、戦後に竹房神社のほか2社を移築し合祀している。 旧竹房神社本殿は県指定建造物で、16世紀末期の建築と考えられる。この付近の地主神である。 A   西行法師像:高さ2mの銅像。平安期の大歌人で紀の川市の偉人である。
  台座には・・・「嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな
B   西行法師生誕の地:紀の川市竹房の出身で元々は武士。23歳で出家し、諸国行脚の旅へ。
龍蔵院の庭には法師誕生の碑が立っている。「願はくは 花のしたにて 春死なむ その如月の 望月のころ C   百合山新四国八十八カ所:江戸時代後期、大師信仰が盛んになり全国にミニ八十八カ所が設けられた。この地にも信仰深い有志らにより安政4年(1857)弘法大師ゆかりの阿字堂を起点として百合山中腹に新四国八十八カ所が創建され隆盛を極めた。しかし、その後一時荒廃し、昭和4年の竹房橋竣工と同時に再興され、戦前まで非常な繁栄ぶりであったが、戦後再び参拝する人が少なくなっていった。世相が安定し、再復興の機運が高まり昭和62年に歴史の道ハイキングコースとしてよみがえった。  
D   最初カ峰(百合山):山頂の展望所から、紀の川平野・和泉山脈・桃源郷が一望でき、県の朝日・夕日百選に選ばれるほどの絶景スポットである。
 

 
 百合山で
 
E   雄滝雌滝:別名「秘文の滝」と呼ばれ、高さ3mと1mの2つの滝のことをいう。スリル満点の吊り橋もある。  近くに「桃りゃんせ工房」や300種・330本のツバキ園がある。 F   三船神社:桃山時代の様式や手法が見られる建築物で、三棟ある本殿(国の重要文化財)は檜皮葺の屋根でできている。社殿の彫刻も華麗で極彩色の造りで、格式の高い神社である。また、参道は春になると桜並木となる。
 三船神社
G   桃源郷:「ひと目十万本」と呼ばれ、また「かおり風景100選」にも選ばれている。
SL・当番・参加者の皆さんのご協力のお陰で、計画通りに歩け、春を満喫できる楽しい一日を過ごすことができました。
                                      M記 


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