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わかやまハイキングクラブは自然に親しみ愛する仲間たちのです。

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〒640-8390 和歌山市有本

 浅間山(黒斑山)

実施日 2018年7月30日(月)・31日(火) 有志山行
リーダー A・O 参加 8人  ランク B下

7月28日からの予定であったが台風12号の接近により中止。同じ日に出発予定の鹿島槍・五竜岳例会も中止となり、台風通過後の30日、31日で鹿島メンバーと合同で実施した。
浅間山は長野県と群馬県にまたがる標高2568mの活火山で火山活動状況により登れる範囲が制限される。 2015年6月の小噴火によって現在も火口から2km以内は入山禁止の「火山警戒情報レベル2」で、今は第1外輪山の黒斑山(くろふやま2404m)が浅間山で登れる最高峰になっている。

7月30日 岩出図書館6:00(京奈和・名阪・中央)=岡谷IC==(R142)==14:30小諸市==13:30高峰高原車坂峠14:00発・・・粒ヶ平・・・14:50高峰山頂(2106)・・・林道登山口・・・16:00車坂峠16:10==16:35菱野温泉 薬師館 着(泊)


中央道から恵那山

高峰山山頂で

高峰山から、浅間山方面
高峰山で
高峰山

大岩に守られた高峰神社
警戒しないアキアカネ
林道側登山口に下山

高峰山(2106m)へ。
群馬県と長野県の県境にある標高1972mの車坂峠から、浅間山とは反対方向の西へ稜線を進む。 稜線には夏の高原の花が咲いている。マツムシソウ、ニッコウキスゲ、ヤナギラン、ウスユキソウ、クルマユリ、ハクサンフウロ等々、名前の知らない花もたくさんある。 粒ヶ平分岐を左へ20分ほど稜線を行くと岩の高峰山(2106m)山頂。大岩の懐に抱かれるように高峰神社がある。
帰りは粒ヶ平分岐まで戻り、「ランプの宿、高峰温泉」方向へと直進し、林道の登山口へ下りる。
高峰温泉はすぐ近くにある。「アサマ2000パークスキー場」を横切るように伸びる林道を車坂峠に戻り、車で高峰高原中腹にある「菱野温泉、薬師館」にチェックイン。

高峰高原で見かけた花


アサマスキー場

今夜の宿 薬師館

磨き込まれた玄関でお出迎え、土足のままOKに少し戸惑う
薬師館、洞窟温泉入り口
31日浅間登山口、朝は青空なのに・・・

菱野温泉には外湯めぐりがあり、近くの「常磐館」に出かけた。展望風呂は登山電車(ケーブルカー)で上がると大小の樽に湯を張った桶風呂がある。晴れていれば富士山も見えるそうです

31日 浅間山(黒斑山)へ
宿630==6:55車坂峠710発・・(表コース)・・トーミの頭8:45・・・9:10黒斑山 9:20・・・蛇骨岳9:50・・・10:09仙人岳(昼食)1035・・・蛇骨岳・・・トーミの頭11: 35・・(中コース)・・・1237車坂峠下山(入浴・休憩) 車坂峠14:00==小諸=(往路回帰)=21:30岩出図書館駐車場 帰着
 
31日、浅間第1外輪山縦走、
朝食にオニギリをもらって予定より早く宿を出発、車坂峠から今度は東へ、表コースを登る。晴れているが下からガスが湧きあがってきている。樹林の間の開けた場所に出ると南から西方向の展望がきき、眼下には小諸・佐久の市街、遠くに甲武信ヶ岳、時計回りに西に目を転じて行けば八ヶ岳連峰、北アルプス穂高連山、どっしり構えた奥穂高岳、一目で槍と分かる三角錐が雲海の向こうに見える。 槍ヶ鞘ピーク手前の急坂の木の階段は避難シェルター続くが道が荒れて階段の役をしていなく歩きにくく疲れる。槍ヶ鞘は前掛山のビューポイントだがガスが巻いてほとんど見えない。 湧き上がり流れるガスも多くなり、外輪山稜線から前掛山、浅間はほとんど見えないが眼下に賽の河原、湯の原、草すべりが広がり低い樹木の周りを埋め尽くすように青く茂り、青い絨毯で樹木を保護しているかのように見える。  
外輪山縦走路は片側が樹林、反対側が切れ落ちた火口壁の稜線歩き、槍ヶ鞘から一旦下りトーミの頭へ登る途中で車坂峠への中コースを見送り、さらに黒斑山までは上りが続く。
黒斑山には火山情報監視カメラ、警報スピーカーも設置されている。黒斑山からは小さなアップダウンを繰り返しながら蛇骨岳、仙人岳と進む。ときどきガスの切れ目から前掛山や浅間山が姿を見せるが全容は見せてくれない   


マップを見るメンバー、左横に登山口がある

開けた場所から八ヶ岳、北アアルプスが見えた

避難用シェルター
槍ヶ鞘
トーミの頭への登り

黒斑山と外輪山、トーミの頭から

湯の平、トーミの頭から

前掛山と鋸岳、賽の河原方面

左から黒斑山の火山監視カメラ、     黒斑山             風で折れたシラビソの実


シラビソ林の中を行く

蛇骨岳に到着

小休止

蛇骨岳から前掛山(右)と浅間山

仙人岳から浅間と鋸岳(手前)
賽の河原には鋸岳の手前で下る
仙人岳で昼食休憩しながらガスの切れ間を期待したがだめ、予定のコース賽の河原から草すべり、トーミの頭に登り返すコースをあきらめ、来た道を戻り中コースの樹林帯を車坂峠に下山した。
車坂峠にある「高峰高原ホテル」で汗を流し帰路につく。
心配していた交通渋滞もなく予定時間よりも早く帰着・解散ができた。

バナースペース

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